本文へ移動

ストレスケア・思春期病棟の活動

5病棟で行う認知行動療法

デイルームに電子POPモニターがついたので「認知行動療法の紹介」も、お知らせの中ににいれました。
そこで、今日は「5病棟で行っている認知行動療法」について紹介します。
 
【認知行動療法(CBT)とは?】
 ストレスを感じると、私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できない心の状態に追い込んでいくのですが、CBTではそうした考え方のバランスを取って、ストレスに上手に対応できる心の状態を作っていきます。
 5病棟では、日常の看護の中で認知行動療法に基づいた患者さんへの関わりをしており、患者さんの考え方や生活行動へのアドバイスを行っています。
 
【病棟でできる認知行動療法の一例です】
入院患者さんは看護師と相談しながら、自分に合うプログラムや活動を組み合わせて参加します
 
1) 行動活性化(気持ちが楽になる行動を増やす)
作業療法のプログラムに参加して心が軽くなる行動を増やします
 
2) 認知再構成法(感情をよりよく変えていく方法)
ほめ日記・良かった日記
思考記録表(コラム表)の記入
グループセミナーの参加  
担当NSと個人セッション など
 
3) 問題解決技法
火曜ゼミナール「困り事を解決するセミナー」参加
 
4) コミュニケーションスキル
「コミュニケーションゼミナール」
「コミュニケーションゼミナール・アドバンス」
                   参加など
 
5) 認知行動療法の本やDVDの貸し出し
看護師と一緒に勉強したり、自分で勉強するための図書やDVDの貸出をしています
 
 
看護師の山崎さやかさんは、病棟で中心となって活動しており、去年の日本精神科医学学会でその取り組みについて発表しています。
 
 
 
                                          看護師 浮田志保
           

ステップの紹介

RSS(別ウィンドウで開きます) 

今日のステップは〝リラクゼーション〟

2014-08-28
準備の風景
アロマdr足浴
ハーブティー
今回は、病棟で毎週木曜日に行っているグループ「ステップ」の紹介です。
 
今日の「ステップ」は、”足のむくみ”や”眠れない”という患者さんが多かったため、フットバスを使ってのリラクゼーションを行いました。ラベンダーの香りと心地よい温度のお湯に足を入れ、心身をリラックスしました。
 
最後のバーブティーを飲みながらの感想では、患者さんから「とても良かった」「眠れそうです」という言葉が聞かれ好評でした。本日の参加者は4名でした。
 
【ステップとは】
標準のOTプログラムやSST、その他の治療プログラムへの参加が「対人交流や場面に対しての不安・緊張」によって困難な患者さんのためのステップアッププログラムです。対人交流や集団の場に対する不安緊張を軽減することを目的とします。
 
少人数で簡単な作業や運動などをしながら、コミュニケーションをとっていきます。
スタッフは5病棟の看護師1名と作業療法士1名で、毎週木曜日に学習室で行っています。
   ※9月からは金曜日に変更となります。
 
【アロマde足浴の紹介】
本日のリラクゼーションに使用したラベンダーソルトは、普段病棟で使用している「アロマde足浴」用のバスソルト「ラベンダー&マージョラム」です。
 
入院患者さんでご希望の方には下記の3種類から選んでいただいて足浴を実施しています。
    オレンジ&ゼラニウム
           (ストレスや緊張の緩和におすすめ)
    オレンジ&プチグレン
           (不安・怒りなど興奮を鎮めたい時に)
    ラベンダー&マージョラム
           (リラックスしたい。ぐっすり眠りたい時に)
 看護師 小川園美
 
 
 
 
  
TOPへ戻る