患者さんと家族の思いを尊重するケアを大切にします
安心安全な環境とプロフェッショナルな対人関係技術を提供できるナースを目指します
看護部長のご挨拶
五稜会病院 看護部長 吉野賀寿美
当院の看護部は、「『その人らしさ』を大切に、人生と希望のまるごとの応援」という看護部理念の下、日々実践しています。精神科看護で大事なことは、患者さん一人一人の人生を尊重し、応援することだと思います。そのために第一に疾病や障害によって生きづらさを抱えている患者さん一人一人の「思い」「希望」「個性」「価値観」を知ることができる「人間力」、第二に患者さんの望みの実現に向かって実践できる「行動力」、そして未来を考えながら進んでいく「創造力」といった力を発揮できるチームをめざしています。
もう一つ精神科看護で大切なことは「やさしさ」だと思っています。多くの患者さんが、病によって喪失、諦め、悲しみを経験しています。ですから、傷つき、痛みを抱えた心によりそうやさしい看護師でありたいと思っています。


護福祉部理念
「その人らしさ」を大切に、人生と希望のまるごとの応援
 
1 一人一人の「その人らしさ」を尊重します。
2 一人一人の思い、希望、人生の実現をサポートします。
3 一人一人がより豊かな人生を広げていくために、最善を尽くします。
4 一人一人の期待に応えられるよう、支援者として自己研鑽に努めます。
看護部の理念は、看護職員に対しても同じ考えです。看護師一人一人がやりたい事を実現できる環境であることを大事にしています。新卒者から長年精神科看護師として経験している人、様々な他科の経験を経てきた看護師たちが働いています。それぞれ違った興味関心があり、やりたいと考える事を応援しています。やりたいことができる力を育むための研修制度も企画しています。時に、患者さんの支援に悩んだ時、課題にぶつかった時には、仲間や精神科専門看護師がやさしく支えてくれる環境もあります。
また、ワークライフバランスも大事にしています。子育てしている看護師や介護をしている看護師も、家庭を大事にしながら仕事をし続けることができるバランスを一緒に考えながら、お互いの生活スタイルを尊重しながら働ける職場です。当院は常に看護職員の負担の軽減及び処遇の改善に努めています。
2024五稜会病院看護師負担軽減の取り組み