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個別サポート

カウンセリング

 従業員,管理監督者など立場に関わらず契約先の企業・組織に所属する全員が対象となります.その方自身が抱える悩みや不調,問題への支援です.その方が不調や問題を改善・克服していくために必要な知識やスキルの向上を図ります.電話またはメールによる事前予約制で,直接お会いする面談と電話での相談があります.
 職場のメンタルヘルス支援として行うカウンセリングは,病気の診断や治療が目的ではなく,医療診療として行われるカウンセリングとは異なります.当法人施設を利用しても医療機関の受診には当らず,病院にカルテが作られ,診療記録が残ることもありません.利用・相談の記録は札幌CBT&EAPセンターで管理し,本人の同意なく第三者へ個人情報を提供することはありません.また医療診療には当らないため健康保険の適応にはなりません.
 相談内容によって医療機関での診断・治療が必要と考えられる場合には医療機関への受診に関する助言や,ご本人の了承をえた上で医療機関との情報交換や支援の連携調整を行います.特に受診先が五稜会病院であれば,初期対応から治療,(休職していれば)復職支援,復職後の職場再適応・再発予防,職業生活の継続まで,包括的に一貫して支援することができます.

面談による相談

 その方の状況や抱えている問題を,適切に把握,問題の改善や克服をサポートするためには,直接お会いする面談の方が適しています.
 場所は,当法人施設を利用する場合はその方に来ていただく必要がありますが,社内の会議室を
貸し会議室などのレンタルスペースを利用し訪問して行うことも可能です.

電話相談

 電話での相談は,面談相談に比べると,適切に状況を把握し,サポートを行う力は弱くなる反面,場所の確保や移動の制約がないため予約がとりやすくなります.
 面談相談に抵抗を感じる方が入り口として利用したり,次の面談相談までに時間が空く場合など,補助的な利用に適しています.

コンサルテーション

 問題を抱える従業員に接する管理監督者・産業保健スタッフへの支援です.問題を抱える従業員を,どのように理解し,対応するかを専門的な観点から助言します.
 カウンセリング同様に事前予約制で,直接お会いする面談と電話相談があります.場所も当法人施設の利用,社内の会議室やレンタルスペースを利用した訪問実施が可能です.相談者の窓口利用や相談内容といった個人情報も,カウンセリング同様に保護されます.
 従業員が休職・復職する際も,特に受診先が五稜会病院であれば情報交換や連携調整を円滑におこなうことができます.

認知行動療法の個別スーパービジョン

 特殊な利用の仕方となりますが,医療機関などで認知行動療法を実践する専門家の個別スーパービジョン(個別指導)のご依頼があった場合にも,このコンサルテーションの枠組みで対応しています.
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